きっちゃん

最高の人生の見つけ方のきっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

がんの宣告を受けた主婦と女社長が、12歳の女の子の死ぬまでにやりたいことリストを叶えていきながら、残りの人生を生きる話。
映画を観たぞ!という満足度が高かったです。
旅の映像も壮大で躍動感もあって良かったです。
好きなシーンはいくつかあってスカイダイビングの、旅が始まる高揚感も良かったし、キャストさんの生き生きとした表情もリアクションも好き。
日本一大きいパフェを高校生たちとシェアするところや、ももクロのライブに混ざるところも、人と関わることの楽しさが伝わって感動しました。
長年我慢していた主婦の幸枝にとって、自分の為に動く日々は新鮮だったと思うし、マ子にとっても仕事に関係のない別々の環境の人だからこそ、気も楽だし新鮮さもあったと思う。
主婦には主婦なりの苦労があると言った吉永小百合さんのシーン、凄くぐっときました。
最後にリストを作った女の子が生きている展開には驚いた。
自分の余命が告げられたとしたら、こんな風に派手に同じことは出来ないけど、誰か居てくれたら痛みも悲しさも怖さも我慢するのを忘れられそうだと思いました。
この映画から伝わった1番はそれでした。
死が確実に近づいて怖くても、楽しんでいる2人を見て、私も事実を受け入れて、やり残しが無いように生きていく強さが欲しいと思いました。
きっちゃん

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