このレビューはネタバレを含みます
うーん
ところどころ良かったけど
音楽や演出や撮り方がもっと良ければ
もっと入り込めたのになぁと思ってしまった
ちょっと古く感じました
素敵なお話なのでもっとハマりたかった！
天海祐希さんがハマり役で良かったです
脇役だけどムロツヨシさんの存在も良かった
吉永小百合さん・・
大物すぎて扱いに困るのかな？
こんなことさせちゃったら面白いでしょ
という扱いに見えてしまった
もっとリアルで疲れたお母さんが見たかったな
可愛かったですよね・・
個人的に1番強く印象に残ったのは
吉永小百合さんと満島ひかりさんの
病室での母と娘の会話です
母親は自分が死にそうだからと
自分の死後、夫と引きこもりの息子のことを心配して娘に頼む・・
母と私の会話か！と思いました
これは母親あるあるなのかしら
なぜ自分の死後、彼らが自分の力で生きていけるようにしないのか
自分の息子なんだから夫に言うべきなのに
なぜ娘の人生に苦労を増やして平気なのか
あなたが頼りなのよ、あとをよろしくね
という言葉はすごく無責任で残酷な言葉だと思います
娘だって母を失うのは辛いのに
なんでも押し付けないで！とひどい言葉しか言えなかった娘の気持ちが辛かったです
そして、ごめんね、と泣く母を見るのも
自分の母と同じで辛かったです
もー！悪いのは夫なのに
私の母も
この映画の中の吉永小百合さんみたいに
ブチ切れたり無茶苦茶をしたり
自分の人生を生きたらいいのに、
と思いました
そういう労力なら喜んで引き受けるのに
