新しい地図3人の主演映画を見終えた。
本作の草薙くんは他の2人と違い、クズであることに変わりはないが、夢があり、バックボーンがきちんと存在した。それが故に他の2人と比べて(作品自体もだが)表面的な人物像になっていた。
思えば新しい地図の3人の中で1番キャッチーな事件を起こし、お芝居も含めステレオタイプが1番似合うのかもしれないと思った。
家族のゴタゴタがネット配信されているというくだりの中で、観客である我々が知覚し、「見ている」という感覚になった。
映画を「見ている」と思って観るのと「没入する」とでは映画の意味合いが変わる。