ぼけっと映画

ヨーゼフ・ボイスは挑発するのぼけっと映画のレビュー・感想・評価

5.0
ひたすらボイスの肖像と肉声を浴びる映画なので、その発言やパフォーマンスが映画自体の評価に相当オーバーラップすることになるんだろうけど、たまたま人生の岐路にいる自分には彼の言葉がまっすぐ胸に来る感覚があった。
煽情的表現の必然性はわかっても好きにはなれない。それでも「政治や経済活動を根本から変えるエネルギーとしての芸術」「芸術=資本」という強い視点が、美術史上という以上に、この時代にあらゆる意味で必要とされているのだということは自然に共有できた気がした。
ぼけっと映画

ぼけっと映画