帰省したら、「お父さんがお母さんになっていた」というコンセプトが簡潔で面白いなと思ったので、劇場へ見に行こうと思いました。
板尾さんの配役は、関西人からすると最初はコントやん!と思うけど、作品の雰囲気と良い感じに合っていて抜群な配役だと、すぐに気づく。
映画って、コアでセンシティブな題材が多く扱われていて、それが劇場やネット配信を通して、人々のマス的な価値観をじわじわと上書きしていく。そんな力を持っているんだなと。
今は色々な価値観たちが、どんどん上書きされている最中で、本当に時代の変わり目に生きているのかなと。映画もその役割を担っている、そんなふうに感じました。
要は、僕は映画好きなんだなと、改めて気づきを与えてくれた素敵な作品でした。