ちんねん

おいしい家族のちんねんのレビュー・感想・評価

おいしい家族(2019年製作の映画)
4.3
帰省したら、「お父さんがお母さんになっていた」というコンセプトが簡潔で面白いなと思ったので、劇場へ見に行こうと思いました。

板尾さんの配役は、関西人からすると最初はコントやん!と思うけど、作品の雰囲気と良い感じに合っていて抜群な配役だと、すぐに気づく。

映画って、コアでセンシティブな題材が多く扱われていて、それが劇場やネット配信を通して、人々のマス的な価値観をじわじわと上書きしていく。そんな力を持っているんだなと。

今は色々な価値観たちが、どんどん上書きされている最中で、本当に時代の変わり目に生きているのかなと。映画もその役割を担っている、そんなふうに感じました。

要は、僕は映画好きなんだなと、改めて気づきを与えてくれた素敵な作品でした。
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