そら

ボーダー 二つの世界のそらのレビュー・感想・評価

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)
3.4
めちゃくちゃ鼻の効くおばちゃんが活躍する北欧ミステリー!

と思って観ていたら、
かなりダークファンタジーな展開でびっくり😂


インパクトのある人物像と、
不気味で幻想的な物語。

独特な描写だけど、
メッセージ性は強く感じました。


人種、国籍、性別、善悪、美醜。

様々なボーダー(境界線)が
至るところに散りばめられていた。

自分は何者でどう生きるのか。


徐々に曖昧になるボーダーに
アイデンティティを揺るがされながらも、
ティーナが決して越えなかった最後の一線。

それは、
誰かが決めた境界線に縛られることなく、
自分らしく生きるための決意に満ちた"一線"だった。


ティーナの容姿を醜いと思ってしまっていた自分が恥ずかしくなるほど、
そのときの彼女は気高く美しかった。


"人と違うのは優れていること"




できれば性交シーンは
ぼかしナシで観たかった😂
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