当時からハサウェイの存在を感じていたが、小説だった為、読まなくちゃいけないと思いつつも、敬遠していました。遂にアニメーションになった事で友人から聞いていた話を繋ぎ合わせる時が来たとまず嬉しかった。やったぜ!
本作はシャアの反乱から12年後、宇宙世紀の節目、最後の大物タイトルと言われている為、制作陣の気合や思いが映画に焼き付いていると感じた。
大型モビルスーツの戦闘シーンは素晴らしいが、特に個人的に素晴らしいと感じた部分はお話の構成にあると思う。序盤のテロシーンでグッと引き込み、主要人物の紹介、性格や各キャラクターの人間関係を物語の中で自然に紹介するため、没入感が非常に高い。さらにハサウェイが持っている秘密によりヒリヒリと銃口を向けられているような緊迫感を維持し、緩急をつけて物語が進行する為、モビルスーツ戦ではカタルシスが開放され強制的に気持ちが上がる。
今までのガンダム作品も大好きだが、一つの映画としての完成度としては群を抜いていると思う。大満足な1作目!
次回作を待つ楽しみが増えた事に今は喜ぼう!原作読んじゃおうかなぁ。