みちよ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのみちよのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

私はガンダムについて1ミリも知らないので、ストーリーに関しては多分ほぼ理解できてないのですが、正直に言うとめちゃくちゃおもしろかったです。
にわかが嫌な人は読まないでください。

本当に「モビルスーツとは?」というくらいガンダムの知識はないので、事前に公式が掲載してるストーリーやキャラ情報を見た上で鑑賞しました。(でもモビルスーツが何なのかはよくわかりません。ガンダムとは違うんですか?ガンダムって何ですか?)

知識もないのに何故こんなに関心を持って観られたか考えてみると、多分、話の節々に出てくるギリシア神話のキーワードが登場人物たちを指しているのかなぁと考えられたからなんですよね。
敵(と言って良いのか…?)の機体がペーネロペー、キルケー部隊、でキルケー部隊(ケネス)にとっての勝利の女神としてギギを位置づけるなんて……じゃあ、ハサウェイはオデュッセウスですか…ヤダチョット…///、と。
とにかく含蓄は深いのでしょうが、理解するための知識が不足しているので完全に私の力不足です。(ガンダムって何ですか?)

あとはもう純粋にアニメーションが素晴らしいのでそれだけでも観る価値が生まれます。
私はアニメーション美術において「植物を描かせたら男鹿和雄がテッペン!」と思ってたのですが、全く負けてないですね。ベクトルの向きは違う気もしますが植物への執着と美しさに感服しました。もちろん他の描写も含め、背景なのに動いている気がしました。
演者も含め、全てのクリエイターの熱量が伝わる作品だったと思います。(ところでガンダムって何ですか?)
みちよ

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