試写会@渋谷ユーロスペース
パパは出張中、もとい、パパは奮闘中
突如として家出した妻、主人公に残されたのは2人の愛する子供。配送会社の社員として日々働きながら、慣れない育児に悪戦苦闘するパパの奮闘記。
上映後のトークショーにてセネズ監督ご本人もおしゃってましたが、育児による女性への負担や、シングルファザー(シングルマザー)の生活難といった社会問題に対する意識や認識は普遍的且つ、世界共通なのだと感じました。
主人公の職業がブルーカラーであること、台本がなく、劇中の会話が非常に自然であること(どもったり、噛んだり、言い間違えたり、言葉が重なったり)、この2つによってかなりリアリティのある映画に仕上がっていました。
フランス国民はもちろん、我々日本人にも十分起こりうることであり、パパではありませんが身につまされる思いでした。
しかし、主人公の周りにはサポートしてくれる人がたくさんいて、恵まれているなとも感じました。日本、東京だったらどうだろう、、、、、。
パパになったらもう一度観たいです。