パパは奮闘中!の作品情報・感想・評価

「パパは奮闘中!」に投稿された感想・評価

さゆ

さゆの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何気ない日常からママが消えてしまい、その存在の大きさと大切さに気付く家族。
子供達の純粋な気持ちが愛おしい、パパの不器用ながら頑張る姿も応援したくなる。
心温まるヒューマンストーリー
sk

skの感想・評価

3.2
2019-86

見終わったあとにまず思ったのは、ん?邦題またやらかした???
案の定原題『Nos Batailles』は“私たちの戦い”という意味。

そう、この映画は決して父親だけが頑張っていたわけではなく、こどもたちも、自分の周りの人たちも。

そして間違いなく、逃げ出してしまった母親も戦っていたはずだ。

せっかく試写会後に監督もいたわけだし、監督のそのあたりの意見も聞きたかったなぁ。
さひ

さひの感想・評価

3.7
セザール賞の主演男優賞と外国映画賞にノミネートされてて気になっていたベルギー映画。

突然女親が不在となった家庭で、奮闘する父親と幼い兄妹を描く。

下の子の髪がかなり短いので、はじめ男の子か女の子か分からなかった。最近髪を短くしたとの台詞が入る。子供たちが大人になる頃には家事や育児の分担に男も女も無い時代になってるという事と捉えるのはこじつけか。

母親がいなくなった分を補い合って生活する3人。将来を3人で決めるラストが良い。

ユーロライブ(旧「Q-AXシネマ2」など)での試写会にて鑑賞。上映後にはロマン・デュリス(『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』が懐かしい!、昨年の『ザ・ミスト』でも奮闘する父親役だった)と、今作が長編2作目のギヨーム・セネズ監督を迎えてのトークショーが行われた。もう少し突っ込んだ話も聞きたかった。
ki

kiの感想・評価

3.2
試写会にて。

個人的にはラストのあっさりしすぎ感は否めなかったけど、ほとんど全てアドリブというだけあってとてもリアルな作品。

子役二人の演技本当に凄い。
ちさき

ちさきの感想・評価

3.7
最初にタイトルをみて、もっとコメディタッチのライトな映画だと想像していました。が、ちょっとシリアス調です。

主演のロマン・デュリスが自然体でとっても良い感じでした。
二人の子役が可愛くて、ナチュラルな演技が素晴らしいです。
なぜ母親が家出したのか、よくわからないまま物語はすすんでいきます。
ラストは観客の皆さんにゆだねるという終わり方も、いい余韻が残りました。
観終わってさわやかな感動を覚える映画です。
ひなた

ひなたの感想・評価

3.6
ポスタービジュアルやタイトルから育児に悪戦苦闘しながらも奮闘するパパのほっこりコメディかと思っていた時期もありました。。
ただ、実際にはそんな考えは綺麗さっぱりと消え去るシビアな現実が待っていた…。

ギョーム・ゼネス監督と主演のロマン・デュリスの舞台挨拶付きだったんだけど、トークで印象的だったのが、監督が言っていた育児放棄した女性への世間の目はまだまだ厳しいということ。

確かに母親が慣れない様子で育児をしていたら子どもが可哀想とか厳しい目で見られるのに、同じことを父親がしていたら大変ながらも頑張っていると微笑ましく見られがちなんじゃと感じるし、そんな目があるのに育児放棄した日には…だよなぁと。

子どももいなけりゃ、子育ての現実なんてこれっぽっちも知らないから、ついつい子どもが可哀想だとか子どもを中心に見がちなことが多かったんだなぁと、気付きの映画でもあった。

そして、劇場では少数派だったけど、
自分はわりと悲観的な未来しか描けなかったな…。
妻が急に家出したことにより始まる夫のワンオペ育児。本当に何で妻は家出しちゃったんだろう?と終始思えるかわいい子供たちが魅力。
すごく爽快感のある素敵なラストシーンだった。普通にハッピーエンドを描くよりも遥かに希望に満ち溢れているラストだったと思います。
空子

空子の感想・評価

3.9
filmarks試写会にて。

ワンオペ育児や、男性の仕事と子育てなど、日本だけでなくフランスでも同様の問題があるのは意外だった。

大人たちが言い合っているシーンが多く、声が重なっていたりして少し気になると思ったら、どうやら俳優さんたちには簡単なシノプシスしか配られなかったそうで、言葉のチョイスや詰まりなどはアドリブだったと後から知り、驚いた。

ハッピーかバッドかは、賛否はあると思うけど、ラストのシーンはすごく好きな終わり方だった。

上映後の、ギョーム・セネズ監督とロマン・デュリスさんのトークショーは色々なお話が聞けて良かった。
acco

accoの感想・評価

3.0
コメディ映画を想像していたけれど違った…!シナリオのみで台本のないアドリブによる撮影をしたという。
そのせいか進んでいく話の展開が実際の時間の流れのようにゆっくりと感じたのは興味深かった。
母親が突然失踪してしまい、父親が子供達の夕食にシリアルを出して「夜のほうが味が良くわかるんだ」と説得するシーンは子供達の寂しそうな気持ちが見えてかわいそうになる。
女性は家庭にいると男性が外で仕事をするよりもたくさんの責務があるということを男性が理解してくれるかどうか…?
そして、父親が家族に目を向けないでいると、子供達だけでなく夫婦までも辛い目にあってしまうのはどの国でも同じことなのかなと。

男女平等などの社会問題を考えさせられるテーマの詰まった映画でした。
そして…迎えるエンディング…!
きき

ききの感想・評価

3.6
妻が家出し、幼い子ども2人の育児と向き合い、混乱しながらも少しずつ成長していくヒューマンストーリー。

原題を直訳すると「我らの戦い」

写真や邦題だけを見るとハートウォーミングな印象があるけれど、
実際の内容はそうでもなくって、現実的でどちらかというと厳しめ。

様々な仕事を任されている中、社員が自殺してしまう。そんな中で妻も行方不明になる。メンタル的に辛い中で、着替えがどれが良いかわからないほど知らない育児をしなければならない。
日本でもイクメンという言葉が浸透してきたほど、父親の育児の重要性が問われている。それは日本に限らず海外でも同様らしい。


監督はあらすじだけで台本は渡さなかったという本作。アドリブでしかできないシーンや反応だから会話や表情にリアリティを感じられる。

だから主人公の性格の頑なさ、受容性のなさに全く共感できず寧ろ苛立ちさえ覚えたのはリアリティがあるからだと気付いた。
こういう人は実際に少なくないのかもしれない。

状況を徐々に受け入れながら、親も子どもたちと一緒に成長していく。
これらをサポートしていく団体も増えているらしい。初めて知った。

今あるものがあたりまえではない。明日もあるとは限らない。大切だと思っているのなら表現することが大事だと教えてくれる。
>|