パパは奮闘中!の作品情報・感想・評価・動画配信

「パパは奮闘中!」に投稿された感想・評価

タイトルは、邦題はぼやけるので無視したほうが良さそう。
原題はNos Bataille、私たちの闘い。

まさしく登場人物みんなが、自分をとりまく今の環境で抗えない中、どうすべきかもがいて闘っていた。

父親、母親、子供たちも、父親の家族、同僚。みんなが精一杯やっている、だれかのためにもなりたい、自分の大事にしたいこともある、そのバランスがとれない苦しさをすごく描いていた。

時には自分を優先して自分勝手になることも、誰かのために優しくなることも、どっちも一人の人間の中で起こることだし、自分を優先するときでさえ、そこには誰かのためが隠れていたりする。

そしてやはりここにも無視できない社会問題が根底にあり、観ながら考えざるを得ない。

どのキャラクターにも、勝手だな!とは、言えない。怒って感情ぶつけて謝って、というむきだしのコミュニケーションが、本当に人間らしい。生き生きとしている。
Reiren

Reirenの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

妻が家出して、小さな子供2人の世話に奮闘する夫の話

食事がシリアルばかりだったり
子供の服を着替えさせるにも
どこにどんな服があるかわからず
戸惑ったり
仕事をしながらの子供の世話に疲れ果てて
手伝いに来ている若い叔母とプチ浮気
しちゃったり・・・

あぁ、普段家事育児しないお父さんが
突然そういう立場に立たされると
戸惑い疲れる事ばかりよね・・・

仕事では有能なのに解雇されそうになっているし

結局、子供たちにだけ「愛してる」と出先から
ハガキを送ってきた妻とは何の話し合いも
ないまま昇進して、話は終わるのですが

「真実を語る機会」を設けることが大事、
「(家族や他人と)どう距離を取ればいいのか
考える事」に夫は気づくし、

話の流れ的に子育て大変すぎて疲れた妻が
ちょっとお休み欲しくて、夫にその大変さを
理解してほしかったという事らしいので、

引っ越した家に妻が帰ってきたら、きっと
気分も新たに話し合いをしながら今後は
上手くやっていけるのだろうと思った

良作だけど地味な作品なのでコメディーを
連想させる邦題は合ってない気がしました
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
ギヨーム・セネズ監督作。

妻に家出された夫が子育てと仕事の両立に奮闘する様子を描いたドラマ。

ベルギー/フランス合作によるドラマ映画の佳作で、巨大な倉庫で働いている主人公:オリヴィエが、ある日突然妻が家出してしまったことで、それまで妻に任せきりだった二人の子供の子育てと自分の仕事を両立しなければならなくなるという、名作『クレイマー、クレイマー』(79)を彷彿させる“父親奮闘記”となっています。

仕事に追われ育児に対して無関心だった主人公が、妻の不在という寝耳に水の状況に直面し、当たり前に傍にいてくれた妻のありがたみとそれまでの自分自身の行いに反省の眼差しを向けていくという内省的人間ドラマで、始めは突然の事態に困惑し妻の身勝手な行動を非難していた主人公ですが、仕事と家事・育児を一人でこなさなければならなくなった主人公の慣れない育児奮闘を通じて、自分の元から去っていった妻の孤独と辛さ、そして自分自身の大きな過ちをやがて認識していく様子を見つめています。

料理を満足に作れないから手軽なシリアルばかりを子供に食べさせるシーンや、子供のお気に入りの洋服が分からず手間取ってしまうシーン等、慣れない子育てに初めて向き合う主人公の悪戦苦闘がユーモアを交えて描かれていますが、同時に、母親が急にいなくなったことで精神的不安に陥ってしまう子供の繊細な心情やそれが招く重大な出来事もシビアに描写しています。

主演は『ガッジョ・ディーロ』(97)でロマの村を旅する青年を演じたロマン・デュリスで、本作では突然妻に去られた残念夫&残念パパを好演しています。また、しっかり者のお兄ちゃん&甘えん坊の幼い妹を演じた子役二人の自然体な演技にも拍手喝采となっています。
pochio

pochioの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

育児と家事でギリギリだったのかな
パパにも事情がある。頑張ってることもある。けど2人でいる時に向き合ってたらまた違ったのかな。
過剰な演出ないところがリアル。
クレイマークレイマーを思い出しました。
父と子が抱き合ってるシーンが良き。
邦題よりもだいぶ重たい。
感動ものかと思ったのに…
なかなか重たい😔
どんな事情とか思惑があっても、子供たちを置いて出て行ってはダメだ🙅‍♂️
邦題をつける人は作品を観てるのか⁉️
ken

kenの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

タイトルとジャケット、自分の勝手な想像に反してちょっと重かった。奥さんが居なくなって初めて気付く家庭あるあるなんやろうけど、あんな出ていかれ方は嫌やな。面倒見のいいお兄ちゃん、左利きやったな。(2021-474-12-12)
theocats

theocatsの感想・評価

2.3
「ママが突然いなくなってさぁ大変!!」という面と「アマゾン的巨大ネット通販会社における末端ピッキング従業員の過酷な労働環境告発」という二つのテーマが並行描写される。
面白かったという印象はないが、それでも時に身に詰まされるような場面もありついつい目を逸らせなくなったと言わねばならない。

家庭問題はともかく、巨大ネット通販末端作業員の過酷さは度々ニュースやネットで目にするところなので、特にアマゾンでよく見かける「配送状況の汚さ」などのネガレビューも致し方ないのかなと思ったりもする。
幸い酷い配送の経験はないが、仮に自身がそんな目に遭ったら、余程商品が汚損していない限り大目に見なきゃなと考えさせられましたね。
それはピッキング作業ばかりではなく配送業者も絡んでくることではあるけれど。
ni

niの感想・評価

-
母を捜しに出かけてしまった子供達が帰還した直後、安堵するも束の間、何か食べさせなければ!!と思った父親「なにか食べる?・・・シリアルとか?」シリアル出たーーーーーwww笑ったけど笑えない、ほんとにありそう。。。。。
ロマン・デュリスの父親役はCASSE-TÊTE CHINOISを思い出す。トゥールーズ12 Rue Galilée。それにしても近くに助けてくれる母と兄弟いてよかったよね。Roseかわいい。
hayaka

hayakaの感想・評価

-
「ママ大好きー私もよーママはきれい、チョーきれいーあなたには負ける」
きれい、可愛い
「物語は必ずハッピーエンドよ」
「これが防寒具?従業員をバカにしてる」
「ママの匂いがする」
「いつも留守子供たちは?勝手に育つと思う?」
「毎日想ってる、あなたたちへの愛で心が溢れそうになる、命より愛してる」
「ママの命より愛してるってー本当?私たちのためなら死んでも良いってことかな」
ハガキ
「家族宛なら問題ないだろ、お前も含まれてる」
「あの子たちは兄さんほど弱くないわよー絶好調だな」
「全てを言えない時もあるわよね」
これがアメリカ映画なら母親が出ていったという事実なので、パパが子供2人に悪戦苦闘となるのだろうが、舞台がヨーロッパになると話は違う。

オリヴィエは仕事に掛かりっきりで、2人の子供は妻のローラに任せてばかり。
そんなある日ローラが家を出てしまい、急に家事を含めてオリヴィエに負担が回ってくる。

コメディな部分など微塵もなく、現実という部分が顔を出してくる。
仕事は組合の仕切りで解雇になる可能性もあるし、朝ご飯を作るだけでもあたふた。

子供たちも悲しみに暮れ家出までするばかり。

ラストはどう着地するのかと思ったが、ある意味放り投げのような結末。
とはいえこれはフランスならありそうな現実的な終わり方なのかも。
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