ゆんぶりっく

グラビティ 繰り返される宇宙のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

3.3
宇宙を舞台にした理論派ループ映画。

理論的にあり得るのかは定かではないが(おそらくエセ理論)とある宇宙船が予期せず空間の特異点に入ってしまうところから話は始まる。

どうやらその特異点では時空がねじ曲がっており、そこに入った物体は時間を逆行してしまうそうな…

つまり現在宇宙船がいる座標に、未来の宇宙船がループ(ある意味時間を超えたワープ?)してきてしまう。
結果、現在と未来の宇宙船同士が衝突してしまい、乗組員には死の未来が待っている…

なんとかしてこの死のループから抜け出さねば!!!
的な話。


うーーんややこしい!!


ループモノでよくある「トライアンドエラーを繰り返す」ではなく、「ループが起こることによって起きる死の運命を免れるため行動する」という、失敗の許されない一発勝負展開。


題材はそれなりに興味を惹きつけられる物だし、映画自体の尺も70分とサクッと観れるのも魅力。


ただ映画全体としてもうすこしハラハラさせて欲しかったというか、盛り上がりに欠けるのも事実。



個人的に好きなシーンは近くにある惑星の輪っかのシーンですね!!
あそこはなんとなく予想はできてたけどいい意味で絶望感があって良かったです!!
ゆんぶりっく

ゆんぶりっく