このレビューはネタバレを含みます
みんな違って、みんないい!
を見事に体現してた。
できるだけなにも考えず、頭空っぽにして楽しい時間を過ごしたくて選んだんだけど。
あらゆる音楽とたくさんの個性的なトロールたちと、清々しいまでの自己肯定力に価値観ぶん殴られもした。
宗教、文化、肌の色、出生、歴史観、、、どうにもならない差異で生まれる「違い」に基づいて起こった出来事に対して、謝ることもないし、許す、許されるという行為もなく、ただただ、みんなで次のステージに進む。「そう」であることを認めたうえで共存を選ぶ。
失ったものはあっても、心に根付いたものは消えない。
そういう流れがすごかった。
失った「音楽」が蘇るきっかけになるのは、2つのルーツを持つトロールがきっかけだったり、選択が間違っていたことを謝ったと思えば、それを受けて「こんなに素晴らしい子を育てた俺天才☆」までいける肯定力が素晴らしかった。
認め合ってそれぞれの音楽を奏でてひとつになろうって楽しかった。