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“隠れビッチ”やってました。の62355cinema5のレビュー・感想・評価

3.7

劇場 No 258

週始めなので、比較的ユルイものをと思い本作を👀
レイトショーでの鑑賞、久々の ‘お一人様劇場' でした (おそらく今年最後のお一人様でしょう...)👤

でも本作は、なかなか良かったです👍
最初、チャラいロマンスコメディと思ってナメていましたが、真面目に鑑賞する価値のある作品でした🤗

男性からのアプローチのみを楽しみ恋愛に真剣に向き合ったことのない主人公・ひろみ😌
心なく付き合う相手の心を弄ぶひろみのやり方に、シェアハウス仲間の晃と彩はひろみを ‘隠れビッチ‘ と呼んでいた😼
そんなある日のこと、ひろみの職場に気になる男性が現れたことで、ひろみはそれまでの自分について振り返って考えるようになる...🎞

冒頭でいきなり ’隠れビッチ‘ ぶりを発揮😄
ノーマル系、草食系、肉食系...とそれぞれのタイプの男を漁って、鼻くそほじりでスマホしながら蹴散らしていく🐽
最初はチヤホヤされたいだけの関係を求めるひろみに全く共感の余地などなかったのですが...😓

中盤、ひろみがある男性と出会うことで、私が思っていたものとは違う展開に...🤭良い意味で裏切られましたよ🤗
これほど前半と後半の印象が違う作品も珍しいですね🎞

実はビッチがテーマではなくて、ある家庭事情で愛を知らずに育った女性が、真に愛する人を見つけて、愛される素晴らしさを知る様子を描いたドラマでした🎬

ただ...その過程が見ていてとても痛々しくて...前半のおバカな雰囲気が一気に吹き飛びましたよ💥
相手役の三沢を演じる森山くんの献身ぶりに、後光がさして見えました💡

しかし幼少時の体験が、これほど大きく人の人格形成に影響を及ぼすとは...🤔
一瞬だけど、サイコスリラー的な雰囲気を感じる場面もありました😱

ひろみの父親を演じる光石研さんも超脇役ながら良い仕事を...やはり存在感は十分でした👍

またメインのプロットには直接関わっていませんでしたが、村上くん演じる晃の立ち位置も良かったです...’おすぎ‘ さんのようなキャラクターでした😌

実は「ラスト・クリスマス」との二択で、時間が合った本作をチョイスしたのですが正解でした👍予告編で損している作品だと思った次第です🎬
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