観る前はシリアスな映画かと思っとって、観始めたらコメディだったんかと思って、気づいたら号泣していた。
想像以上に心がいっぱいになる映画だった。
夫婦でありそうな感情とか出来事とか間違いとか変化とか、たくさん見えたなあ。
何でも言い合える夫婦になりたかった。
嘘、秘密、知らない方がいいこと、相手を思って言わないこと、いろいろあって難しいがすぎる。
夫婦というものを試行錯誤してきた。
病気を知って一人で考えて、一人になることを決意してしまったところとか、
弱って痩せていく園子の指輪がゆるくなってしまうところとか、
製作に没頭するてっちゃんとか、
見とって苦しかった、、、
人間は忘れゆく生き物であることも、感情に期限があるのも、然るべきことなんかなと思う時がある。全部覚えとったら、ずっと続いてしまったら、失う時が怖すぎて辛すぎてやれんもん。（もっと楽観的に生きれんものかと自責もするけど、）すべてを覚えておくには苦しすぎる。って園子の言葉は響いた。
永遠はない。
言いづらいことを伝えるタイミングはそのときしかないし、お互いが意識しておかんといけんのだなあ。
相手を大切にしろよ、
人間は間違えるからな。
いろんな物や仕事が世の中には存在するんですね、、
