べーぐる

ロマンスドールのべーぐるのレビュー・感想・評価

ロマンスドール(2019年製作の映画)
4.1
何が正しいとか何が原因とかこれはしていけないとか誰が悪いとかそんな1つの明確な答えで片付けられるほど簡単な世界で自分たち生きていない。哲雄や園子もまたどこへ向かうべきかも分からないまま夫婦というものを模索していた。
時には理解できない事や目を背けたいようなことに直面してもなお、互いを受け入れ、愛する人と肌を寄せ合う。そんな姿がただひたすらに美しかった。
エンドロール。彼らの紡いだ時間を優しく包み込むようにネバヤンの楽曲が静かに流れていた。
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