のりちり

ある船頭の話ののりちりのレビュー・感想・評価

ある船頭の話(2019年製作の映画)
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まだ橋がなかったから、船頭が川を船で人を渡していた。
そこには、のんびりとした人の行き来があった。
しかし、橋ができでき始めてから、人も変わってきた。
ある日、少女が流れ着いてから、船頭の毎日も少しずつ変化していった。

橋ができたら、船頭さえも船を使わない。
事件が起きて、少女と船頭は川を下る。
留まっている理由もなかった。

こうやって、不便から便利を人は得るが、何かを失う。
それに気が付かない人が多いのだ。
このきれいな自然も、人々が残そうと思わなければ、失われていくのだろう。
蛍も。
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