このレビューはネタバレを含みます
とっても良い映画だった。
同じ人間なのに、肌の色が違うだけで別物として扱われる世の中。
仕事も選べず、トイレも同じものを使えず、突然バスを降りろと言われ、白人の意味不明なプライドのせいで人生を狂わされる。我が子のように育てた子どもたちは、大人になると母親と同じような行動を繰り返す。
とんでもなく最低な世の中を描いた作品だけど、どこか前向きで。
メイドとして働く女性たちは、お互いを励まし合い、助け合い、主人の前では心を殺し仲間で集まった時は笑い合う。
母親の産後うつにより抱きしめてもらえない子供、いつかは母親のようになってしまうかもしれない子供を我が子のように育て愛を与えつづけた女性たち。
そんな中でもエマストーン演じる彼女のように、差別に気付いた女性たちもいた。でも多くの人は行動に移せなかったんだろうな。
もし私が白人側だったらどうだろう。周りに流されずに手を差し伸べることができるだろうか。エマストーンの母親のように、一度は後悔しそう。そこで気付けたらまた良いけれど、間違った生き方をしたくない。
最低な世の中だけど、前向きに生きる女性たち、時には仕返ししちゃう女性たちが、今の時代では少しでも生きやすくなっていたら嬉しい。
ミニーの料理がとっても美味しそうだし、
チョコパイ最高すぎる笑
クソ喰らわせてるのに、美味しく作れるのすごくない？
