ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜の作品情報・感想・評価

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜2011年製作の映画)

THE HELP

製作国:

上映時間:146分

4.0

「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」に投稿された感想・評価

chloholic

chloholicの感想・評価

3.8
"She didn't pick her life. It picked her." コンスタンティンのセリフにグサグサきました。私も環境に流される人生になっていないかと自省。

"But you, you're gonna do something big with yours."
人種差別がバリバリの時代のしかも南部のミシシッピ州の最後の10分の物語の集約のしかたがクールな映画。

本当にくそ食らえを食らわせるのは最高だよ。
よかったです。楽しめました。ヒューマンドラマ好きな方は観るべきかと思います。
green

greenの感想・評価

4.0
テーマが重いけど、その分見応え有り。
エマがハマり役。
18/115
Haruki

Harukiの感想・評価

5.0
公民権運動などを背景にしながら、根本的な人と人の繋がりを描いている。
人種を越えた交流や互いに支え合って希望を持つ姿には、強い愛が流れていて胸を打つ。

登場人物たちが強くてチャーミングなのが魅力。
1番印象に残ったのはジェシカ・チャステインの演じたシーリア。
とても可愛くて、ミニーを困惑させるほど彼女を家族と思っている。

女優陣の素晴らしい演技もこの作品の特筆すべき魅力。

テーマは重いが、音楽も楽しく、温かい雰囲気が一貫している作品。
これは誰にでもオススメ出来る
素晴らしい映画!

人種差別という
重たいテーマが主軸ではあるが、
ストーリー、絵、
そして素晴らしいキャスト達による
少しコミカルなお芝居が、
より一層エンターテイメントとしての
この映画の良さを際立てている!
zk

zkの感想・評価

4.2
1960年代の公民権運動を背景に黒人のメイド達を描いた物語。

今もなおアメリカに深く根付いている差別問題。「ドリーム」でも描かれていたが、黒人と同じトイレを使うことが避けられていたのが今からほんの50年前の話だということが未だに信じられない。劇中の「私が怖いのはジム・クロウよりも視線だ」という台詞が印象的だった。
ドラマとしては、差別問題がメインとして描かれているせいもあってか登場人物がややステレオタイプに引っ張られているようにも感じられたけど、それを差し引いても十分に見る価値のある作品として仕上がっていた。

関係ないけど、1960年代とかって日本人(アジア人)という存在もアメリカ社会の中ではかなり微妙な扱われ方してたと思うんだけど、そこを描いた映画にはあまり出会ったことがないなと思った。
simakana

simakanaの感想・評価

4.0
男の人よりも厄介な女の人たちの戦いは、面倒臭くて、たくましくて、おもしろかった。
人種差別の世界が描写されていて、見ていて胸が締め付けられるときもあったけれど、
それぞれの個性的な登場人物が魅力的でよかった。
 この作品はアメリカでは口コミで話題となり、「猿の惑星:創世記」に続いて初登場第2位となった。
 この事実が証明しているのは、「ヘルプ」はとても観客受けしたということだ。実際、人種差別というヘビーなテーマを扱っているのにも関わらずストーリーはコメディタッチに仕上がっていてとても好感が持てる。元々の原作のおかげもあるだろうが、何よりもメイドを演じたヴィオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサーによるものだろう。
 しかしその人種問題に深く切り込んでいるかというと、そういうわけではない。結局の所「ヘルプ」は善悪を二元的に描いたお気楽な「ありがち映画」だ。
 時々ハッとさせられるようなシーンもある。例えばスキーターがメイド達の現状を本に書こうと、その一人エイブリーンに取材を頼むシーン。それにより仕事を失う可能性のあるエイブリーンは初めのうちは協力する気も無く、口を閉ざしてしまう。ここには白人の当の黒人を無視した独りよがりな正義感が如実に表れている。こういったフィクションでは片付けられないシーンがもっとあればこの映画も「ただの」映画に終わらなかった。
 だが俳優陣は全体的に素晴らしい配役ばかりだ。先ほども上げたデイヴィスとスペンサーは他とは比べものにならない存在感でこの映画の雰囲気全体を作り上げている。主演のエマ・ストーンは若干存在感が薄いが、それでも手堅く役を演じている。差別主義者のヒリーを演じるハワードも役柄そのままに成り切っていて、ジェシカ・チャンスティンは「ツリー・オブ・ライフ」で見せた演技とは真逆の頭の軽い役を嬉々として演じている。ただし彼らが演じた役の多く(特に白人達)はステレオタイプな人物ばかりだ。「人種差別主義者」か「黒人を助けようとする活動家」の2種類の白人しかこの映画にはいないらしい。差別問題を「過去のもの」として描いてしまっている所以がこういう所にもある。
 しかし初めにも言ったとおり、全体的には好感が持てる。笑うところは笑えて、感動するところはきっちりと感動できる。お涙ちょうだいのシーンが多すぎるきらいはあるが。
(12年5月2日 映画館 3.5点)
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