とにかくオチがしょぼすぎたぁぁぁ!!喜劇だから(笑うタイミングがたくさんあるから)といって、許しちゃうのもどうかと。
というのも、爆弾の扱いが雑すぎるから!この映画のミュージカルの素晴らしさに酔っている観客はもはや爆弾などどうでもよくなっているが、そんな時こそオチの爆弾が映えるのにも関わらず…
ミュージカルアイデア一本勝負では迫力がないから爆弾を足し、タイトルにまでしたとしか思えなかった。
漫才やコントはオチに笑うものではなく、オチに至る過程を笑うものとなっている。オトしたくないのか、それともオトせないのか、そもそもオトすものではないのか。喜劇も同じかもしれない。
いまやオチで笑うには、出オチしかない。ここでは、笑いでオトす事ばかり書いたけれど、衝撃的演出でオトすのは映画ではよくあり、実はコントにもよく見られる。笑いでオトすのがいかに難しいのかということだろう。