自己肯定の物語。
近頃、こういう作品が多い気がするので、新鮮さは無いけど、他人を受け入れること、自分に責任を持つこと、という結論が、誠実でリアルで納得できた。
見た目を変えるわけでも、性格を変えるわけでもなくて、自分の考え方を変える、そのために努力する、ところどころ、痛々しいシーンが描かれていたからこそ、ハッピーエンドに説得力があった。
やはり、人が頑張る姿って、無条件に感動するし励まされるな、と思った作品でした。
あと、ニューヨークと東京って環境的に本当にそっくりなのね、とも。
追記
他の人の感想を読んでいて、自己肯定について改めて考えてしまった。
痩せて良かったね！という物語じゃないし、ブリタニーの性格が悪い！という批判も多くて、ルームメイトのキャラみたいな人がこの世にはたくさん居るよね、と改めて思った。周囲の目を気にしないで生きるって本当に難しい。実は、ブリタニーみたいに見た目にコンプレックスがある人を主人公にした作品って多いけど、ルームメイトみたいな人が主役の作品は少ないよね。とも。
