シリーズ第4弾。
1989年「ゴーストバスターズ2」の続編。
亡くなった祖父の農家がある田舎町に引っ越してきたキャリー・トレヴァー・フィービーの3人家族。祖父の遺品を整理していた時、フィービーは地下室である装置を発見。
それはゴーストバスターズの“ゴーストトラップ”だった。
舞台は前作から数十年後。人々の記憶からはゴーストバスターズの存在はほぼ消えています。主人公である子供達も、調べるまでバスターズの存在を一切知りません。
ですので、前作前々作を見ていなくても全然理解出来ます。
ちなみに、2016年の作品とは繋がっていません。
ゴーストバスターズの存在を知らない少年少女が主人公です。
トラップからゴーストを解放してしまった事をきっかけに、バスターズの装備を身に着け、ゴースト退治をする事になります。
新世代がバスターズの装備を付けて実際に使っていたり、バスターズの改造車を乗り回しているのとかワクワクしましたね。銃座とかめちゃくちゃカッコイイ。
フィービーとオカルト少年のポッドキャストのコンビネーションや、話が合う感じとかも良かったですね。
話が通じる相手がいるという事は、それだけで心身を動かす活力となります。ポッドキャストに会い、バスターズの存在を知ってからのフィービーは生き生きしてました。
最終的に新生バスターズはある大物ゴーストと対峙することになりますが、その際に明らかになるフィービーの祖父であらり元バスターズのイゴンのおかしくなった理由。
結論。誰よりもバスターズでしたし、誰よりも優しい男でした。優しくなきゃ、その身を犠牲にしてこんな事は出来ません。家族を蔑ろにしたのも、家族を守るためでした。
だけど何も知らない家族にとっては、それを知るまでは苦痛でしかありません。その苦痛は無くなったりはしませんが、この真実は、苦痛を和らげるものにはなっていたように思います。
イゴン自身も苦しかったでしょう。長い時間がかかりましたが、苦労が報われ、和解が出来た瞬間はグッと来ました。本当に良かった。
「ゴーストバスターズ」を見た事ない世代も、昔からのファンも楽しめる作品になっていたと思います。
これからはフィービー達が新たなバスターズを受け継ぎ、ピーター・レイモンド・ウィンストンはサポートとして、今後は活動していってほしいですね。