Tatsu

魔女がいっぱいのTatsuのレビュー・感想・評価

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)
3.9
ゼメキス新作、しっかり面白いよ。というか、相変わらず3Dらしい絵の構成が目立って、2Dだが、 3Dの映画を見ているみたいだった。奥行きのある画面構成のほかに、ワンショットがものすごく丁寧に撮られている。スペンサーが少年の横でレコードをかけ、一回フレームアウトし、歌が始まると、彼女がインし、踊り出すという一連のワンカットは、感動した。アン・ハサウェイは大変楽しそう。ロアルド・ダールの原作は、以前にもニコラス・ローグが『ジムヘンソンのウィッチズ』として映画化。あちらはマペット表現だろうが、どういう描写だったのだろう。こちらの人間の動物化のシーンはかなり怖くて良い。というか、魔女関連の描写は基本的に悪趣味。幼少期見てたら結構トラウマになりそう。
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