しわす

夢の音のしわすのネタバレレビュー・内容・結末

夢の音(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ココマルシアターでの上映を5回観させていただきました。
予告編を観たときから気になって、観に行きたいと思っていました。
とても素敵な作品です。
主人公の葵ちゃんは、人付き合いが苦手で職場にも馴染めずトイレで食事をしているようなちょっと変わり者。
でもほんとはみんなと仲良くなりたくてギターを始めてみたり、SHOWROOMに配信しているのも自分を見てもらいたい気持ちがあったのかな、と感じました。
そんな彼女がある日、人気インディーズバンド·東京カタルシスにスカウトされてボーカリストとして活動することになり、成長していく様子が描かれていてよかったです。
主演の眉村ちあきちゃんをはじめ、アーティストの方たちが出演されていて、劇中で使われる音楽も凄く耳に残ってます。
お前らに捧げる子守唄、薫に捧げる子守唄、友に捧げる子守唄、姉に捧げる子守唄、歌詞が違う4曲がそれぞれのシーンに合わせていて、中でもお姉ちゃんに向けて歌う子守唄は涙を誘います。
喧嘩ばかりで葵ちゃんの音楽活動にも反対していたお姉ちゃんだけど、本当は誰よりも葵ちゃんを応援してくれていたと知り、ワンマンライブの一曲目に子守唄を熱唱。
SHOWROOMでのライブが実現できてホッとしました。
歌いきったときの葵ちゃんがすごくいい笑顔でした。
そして、歩美さんのようなお姉ちゃんがいたら幸せだなぁと。
音楽で気持ちを伝えられるって素敵だなと思います。
「夢の音」は本当に大好きな作品になりました。
何度でもリピートしたくなります。
6月.7月にまた地方含めた3会場での公開が決定したそうで、多くのお客さんにこの映画が届くことを願っています。
しわす

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