『閉鎖病棟 それぞれの朝』(2019)
長野県のとある精神科病院にいる、それぞれの過去を背負った患者たち。母親や妻を殺害した罪で死刑判決を受けたものの、死刑執行に失敗し生きながらえた梶木秀丸。幻聴が聴こえて暴れるようになり、妹夫婦から疎まれて強制入院させられた元サラリーマンのチュウさん。父親からのDVが原因で入院することになった女子高生の由紀。彼らは家族や世間から遠ざけられながらも、明るく生きようとしていた。(映画.comより引用)
苦しかった。
が、目を逸らさずに見ました。
まるで全員が主演と思ってしまうほど、各々の演技が調和していて、ありそうでないメンツ(世代含め)が特に良かった。
この中に坂東龍汰も芸能界入って間もないはずなのに良かったなぁ。
つい先日も似たような事件(もっと悲惨で狡猾)もあり、世間の反応は以前にも増して過激になっていると思います(賛否は置いておき)。法改正がなされない限り、私刑は減らずに増長すると考えます。法の抜け穴に近いのですから。
2024-034