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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ーの映画みますのレビュー・感想・評価

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)
3.6
それぞれの理由で、
それぞれの居場所をなくした人々が、
出会い、癒され、旅立っていく....

設定があり得ない事ばかりでちょっとびっくりするほど引いてしまいました🥶

まず、精神疾患の軽い人、重い人が同じ病棟、同じフロアに一緒にいる事はあり得ないです

患者が自由に病院を出入りすることは有り得ないです

家族が迎えに来ないで患者自身だけで外泊するなんてあり得ないです

明らかに周囲の患者にとって悪影響を及ぼす患者が野放しなのもあり得ないです

あり得ない事ばかりの中で事件が何度も起きるって....もはやホラー映画の悪夢を見ているようで病院側の落ち度に腹が立って仕方ないです💢

しかも秀丸に至っては人の命を奪った殺人者なのに《自己犠牲》というなんだか甘いキャラメルみたいなオブラートで包み込んでますけど、納得いかないのは私だけなのでしょうか?

そんな中でもキャストのおかげでなんとか成り立ってる作品と言っても過言ではないです

自然体の鶴瓶師匠に、チュウ役がドンピシャな綾野剛、木野花、渋川清彦、小松菜奈

その他の入院患者さんを演じられてる方々の演技は素晴らしかったです👏