2000年公開の宇宙モノSF作品。
ブライアン・デ・パルマ監督と言えば『スカーフェイス』(1983年)や『カリートの道』(1993年)、『ミッション:インポッシブル』(1996年)を思い出すが、本作のようなSFもあるとは知らなかった。
主演は『フォレスト・ガンプ』(1994年)で強烈な印象を残したゲイリー・シニーズ。ほか、『ショーシャンクの空に』(1994年)のティム・ロビンス、『オーシャンズ』シリーズのドン・チードルが出演している。紅一点のコニー・ニールセンも美しい。
荒唐無稽のようなストーリーだが、科学的考証のもとに描かれていることがよく分かる。6500万年前、地球に小惑星が衝突したことで恐竜は絶滅した。生命が宇宙からやってきたとするのは「パンスペルミア説」と呼ばれる。
ストーリー良し、映像良しの素晴らしい作品だと思うが、評価がイマイチなのはなぜだろう。