コーダイ

貞子のコーダイのレビュー・感想・評価

貞子(2019年製作の映画)
2.8

"リング"のDNAと呪いを引き継ぎ現代へ蘇った貞子の新たな解釈。

貞子だけに頼らず、大衆娯楽向けにせず、中田監督の話で勝負しようとする点は褒めたいが、この映画には怖いの"こ"の字もない。貞子や呪いの定義も曖昧で所々粗も目立つ。

あの頃の気持ち悪さ満点の本物の恐怖は何処へやら…。

やはり昔の"見たら死ぬ"というビデオのチェーンメール的な拡散的で"見る"という不可避な呪いと違い、"撮ったら死ぬ"という現代的にはなってるが割とハードルが低い呪いは怖くするのが難しいなと。なんならYouTube全然関係なかったし…。
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