ぐっち

日本の夜 女・女・女物語のぐっちのレビュー・感想・評価

日本の夜 女・女・女物語(1963年製作の映画)
2.7
1960年代の日本の映像記録としてみれば街並みや人など
興味深く見れるところもある。
ナレーションを聞けば当時の女性が今より軽視されていたこともわかるが
今と変わらない部分もたくさんあることもわかる。
登山遭難者を打ち落とすシーンや生きたままの魚を料理する
シーンは残虐さほしさに入れただけにしかみれないが・・

映画終盤のメイク・美容から入れ墨お灸豊胸手術まで来たかと思えば
帝王切開までの映像もあり「体」をテーマとした部分は当時としては
洒落た見せ方だなと思った。
最後出家の映像で綺麗にまとめた気になってるのは少し腹が立つ(笑)

インターネットのない時代、アングラな日本を知るためには
こういう映画が必要だったと思うし時代が流れるほど
価値のある資料にはなるとおもう。
性の歪みだなんだと言ってるがこの時代からだいぶ歪んでるし(笑)
今のお年寄りたちも昔は派手に遊んでたんだな・・・。
あと今の女性って綺麗な人が多いんだなとも思った。
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