詰め込み過ぎ、としか言いようが無い。
配役は素晴らしいし、衣装や小道具に関しても
かなり手が込んでるし、殺陣もよーでけとる。
なのにそれらを吟味する間が全く無く、
ポンポンポンポン話が進みよる。
芹沢鴨はただの狂人にしか見えないまま死亡、
伊東甲子太郎も何者か分からんまま死亡、
気がつけば敵になっとる誰やコレ死亡、
そんなんが余韻もなく物語は進む。
もうね、脳内が忙しすぎで楽しむ暇が無いねん。
こんなに映画になるくらいなら無くても
恐らく困らない柴咲コウとの恋愛がらみは
全部カットしてもよくね？と思ったり。
「中高生時代、日本史は超得意やった！」＆
「壬生義士伝」と「修羅の刻 2巻3巻」程度の
知識で、観たらアカン映画なのかな？
繰り返すが配役は本当に素晴らしかった。
特に近藤 土方 沖田は完璧。故に惜しい。
