この映画を一言で表すなら、定番と意外性。
そして、作り込みの鬼。
新撰組が出てくる作品は贔屓しがちですが、いや凄かった。
キャスト。
多くの人がイメージするビジュアルや雰囲気は壊さないように、でもえっ?という人を持ってくる。
しかもハマってる。
政治や社会情勢をナレーションや台詞に紛れ込ませてスピーディーに展開することで、泥臭くて、生々しい人間性が際立った物語を楽しめた。
殺陣。
殺陣演技が初めてとは思えない山田くんや他のキャストも、高レベルな殺陣だった。池田屋のシーンは、何回でも観れる。
ちょっと緩めに着ている着物や、ほつれている髷がリアルで、細かいこだわりが感じられる。
レイトショーで観てきて、興奮覚めやらず、眠れぬままレビュー書き。