るか

窮鼠はチーズの夢を見るのるかのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
5.0
2度目の鑑賞。1度目は映画館で。しんどすぎてもう1度は見れないって思ってたけど忘れられないくらい印象的な映画で配信でまた見てしまった。
「心底惚れるって全てにおいてその人が例外になっちゃうってことなんですね」
今ヶ瀬のセリフが当時から忘れられない。
恭一のクズっぷりにイライラしてしまうけど実際こういう人ってモテるんだろうなって思うしこういう人を好きになったら辛いだろうなと思う。
そんな恭一を8年?も想い続けた今ヶ瀬が言うセリフだからこそ重いし響く。今までフラフラしてた恭一も今ヶ瀬という存在が最後の方で例外になる。もっと早くそのことに気づけていたらすれ違いもなかったのにと思うがそこが恭一らしいのかもしれない。
同性愛がテーマというよりはただ人としての恋愛がテーマという感じ。
過激なシーンが割と多めなので一人じゃないと見るのはきつい。でも誰かと感想は共有したくなる。
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