愛妻弁当

窮鼠はチーズの夢を見るの愛妻弁当のネタバレレビュー・内容・結末

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

どちらも諦め悪くて、次から次へと同じことを繰り返していく二人の関係に、うんざりすると思っていた。
でも、大伴の性格を全否定できるほど私は強い人じゃない。むしろ流されやすい性格を持ち合わせているからこそ、今後の恋愛で苦しい思いをしてしまうのではないか、という恐怖が湧き上がった。いや、それは大伴がバイセクシャルであったからなのかもしれないが。

あと、単純に料理できる女への憧れが芽生えた。

自分の中に落とし込めないセリフが幾つかあったので、もう一度見てもいいかなと思った。例えば「コトコト煮込む料理を作る女」など。

それと!今々瀬が大伴から誕生日のワインを貰った時に、それを抱きしめて「飲んだらなくなっちゃうもん」って言ってたのがキュンときた。好きな人に言いたい。


印象に残ったセリフ
「相手を好きになり過ぎると自分のかたちが保てなくなって壊れてしまう」
「馬鹿だね、お前は」

初めて知った言葉
往生際が悪い....悪いことをして追い詰められた時、自分の非を認めようとしない。
みすみす....わかっているのに気付かないふりをするさま。条件に恵まれていながらも、何もできずに終わってしまうこと。
内縁の妻....婚姻届を出していないながらも夫婦同然の生活をしている妻
愛妻弁当

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