観る前は勝手にゲイカップルのラブストーリーかと思っていたけど違いました。
男の人が好きとかじゃなくて、好きになった人が自分と同じ性別だった、という一言に尽きるのかな。
マジョリティ側からすると男同士でも愛を貫けばいいじゃないとかきっと思うんだろうけど、リアルなマイノリティの世界の中から見ると、全然そんな単純な話ではないんだろうな。社会的な幸せってなんだろうって考えてしまった。
でもこの映画のほんとに良いところは、社会的な障壁vs同性愛というありがちなポーズじゃなくて、ただの人と人の恋愛をきちんと描いていること。