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窮鼠はチーズの夢を見るのmiのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
2.7
「俺ダメなんだよ」っていうかっこつけたゆるふわエゴイズムの男に惑わされた人達が泣く映画です。良いか悪いかは置いておいて、よくここまでやらせたな〜やったな〜という感想。成田凌くんは演技が上手い。正直露骨なキャラだったけど、感情を表に出すところは良かった。個人的にはとにかくサブキャストの女性達の演技が凄くてキャラも強いところは好き。女性監督に撮らせたらまた違ったかもしれない。

男も女のように性消費されてしまう時代になってしまったのかとボーッと思ってしまった。(この作品に対してではなくて漠然と思っただけ)学生時代から自分に好意を寄せていた後輩に絆されて傷つけられて少しずつ恋愛観や価値観が変わる…みたいにしたかったようだけど、周りのみんなは傷付いてるし主人公は独りよがりで結局待つだけなのがしょうもないと思ってしまった。邦画は久しぶりに観たけど、またしばらく観ないだろうな…。アハハ。
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