兎にも角にも美しいの一言に尽きる映画でした。
本当に性別や人種ぜーんぶ無しにしても、愛するってことは、人を強くもするしダメにもするよなあとつくづく思いました。
自分はまだそういった経験は無いものの、男性陣の濡れた眼差しに惹かれてしまったし、哀愁の帯びたどこか儚げな姿に心がキューってなったし、、、
行定監督の、愛の表現は、なんというか純粋で憧れて永遠なるものというだけでなく、胸が締め付けられて苦しくて、でもそれに縋りたくてみたいな、この世に多分溢れているであろう美化されていない愛であって、切ないのにとても心地よいものでした。