成田凌くんが抜群に可愛かった。
「怒り」の綾野剛さんクラス(当社比w)
かなわないと思ってるのに諦められない、そんな想いが同性愛に限らずままならない、焦れったくて面倒くさい。久しぶりに見たある意味王道な純愛映画だった。
流されまくる男恭一を巡る女たち(4人もいた！)がそれぞれに呪いにかかってる気がしました。
いちばん闇が深いのは夏生かな。今ケ瀬に言ったあの言葉は自分のことだよね。
たまきちゃんは日陰の女だった母の生き方をなぞってしまいそうだったけど、ここから違う道を行けるといいんだけど。
はだいろ多めの割に淡々として画面は美しくて全然違うのに「劇場」と被ったのは行定勲テイストなのかな。あっちの永田は酷い奴だったけどこっちの恭ちゃんは狡い奴。大倉くん濡れ場よりむしろ人格的に思い切ったなぁって思ってしまったけど、最後の方は情が深くて愛してくれる人、にいつの間にかなってるんだけどね。。
恋愛に男女は関係ないことを描きながら、綺麗事では済まされないところがリアル。全部説明しないところは好みでした。
ほんとに好きになったら全部「例外」っていう言葉が良かったな。
マンションの部屋やお店のインテリアも素敵だった。
