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窮鼠はチーズの夢を見るのreiのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
3.5
気が向いたから観てみた映画。男と女、性別という垣根を超えて愛しあう彼らの細かな感情が張り巡らされてるのがひしひしと感じられた。
特に夜ベッドの窓から雨が降るシーンやドライブで行った海で見た夕焼けのシーンは、その情景だけで胸が締め付けられるような感じがした。
自分を求めてくれる人を好きになる主人公・大伴と自分の感情にストレートな今ヶ瀬の対照的な心情の移ろいが印象的だった。好きすぎるが故に幸せになれないという遣る瀬無い気持ちは大人になってしまった人になら分かるのではないかと思った。
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