歌うしらみがおりました

紅閨夢の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

紅閨夢(1964年製作の映画)
3.5
絵具だか墨汁だかを裸体に塗りたくって芸術面したり、伝統芸能と残酷趣味の折衷だったり、ありふれた狂気は特に印象に残らなかったけど、家族で中華料理つついてるときの会話とか、アイス食ってる時の珍妙な雰囲気は一見の価値あり。こんな趣の混乱は他作品ではあまり感じたことはない気がする。魚の三枚おろしを丁寧に見せるのはどっちなのか判断しかねる。