歌うしらみがおりました

エルミタージュ幻想の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)
3.0
一種のフェイクドキュメンタリー。
全編ワンカットであることに意味が付与されてるからさしてストレスにはならなかった。
この手の映画にありがちな"繋ぎのところをただ役者の背中を追っているだけのカメラ"に陥っていないのは偉い。

「もう閉館なんで」と展示場の外に追い出されたヨーロッパおじさんがぼんやりしていると、扉からにゅっと兄ちゃんが顔を出して、ブルブルブルっと口を震わせたらヨーロッパおじさんも応戦する謎の件が一番好き。