ぽんちゃん

フォードvsフェラーリのぽんちゃんのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.2
熱い!速い!
俺が俺である為に走る!
そこにシビれる憧れる!

シェルビー(マッドデイモン)が序盤にスピーチしていた「自分が何者であるかを知っている人は一握り」だと。それに尽きる話。答えはもう出ている。

マイルズ(クリスチャンベール)はレーサーである。自分も含めて、みんなそれは分かってる。しかし時として決断する勇気が必要になる。妻は、マイルズが悩み自分を背けるとそれを軌道修正する。マジでいい女!

敵はフェラーリだけではない。
会社の権力に塗れた上層部とクソ喰らえのマーケティング、さらに己自身である。
時としてエゴイスティックに全力を尽くした時、権力やマーケティングを凌駕して、多くの人の心を動かすと信じたいし、そうであってほしい。映像を通して、そんな勇気をもらえる快作でした!

レースシーンがとにかく楽しく、手に汗握るので絶対劇場が良いと思います。
子供に教える程のコース解説は絶妙だった〜。レースがグッと面白く観れますよ!
ぽんちゃん

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