車の重いエンジン音が鳴り響くサウンド、
実際に車を走らせて撮影されたカーアクション、クリスチャン・ベイル、マット・デイモンなど豪華俳優たちの演技、等々見応えのある最高のエンターテインメント。
車や史実、レースについて予備知識なしでも楽しめるからすごい。
後半の迫力あるレースシーンはもちろんアツい展開の連続だけど、それだけでなく映画の前半がフォード社やフェラーリの重役たちを映すという他の映画では見ない展開なので観飽きることがなかった。
本作のモデルとなったケン・マイルズだけど、その完璧主義っぷりは演じていたクリスチャン・ベイルにも「命をかけるくらい何かを追求すること」については共通する部分があったように見えて、そのくらい演技が自然だった。
こんな大作でも作品賞の大本命といわれないのだから今年のオスカー作品賞ノミネート作品はレベルが高すぎる。
