続カリート

You Might be the Killer(原題)の続カリートのレビュー・感想・評価

You Might be the Killer(原題)(2018年製作の映画)
3.5
サマーキャンプ中、呪いのマスクの影響で殺人鬼になってしまった主人公が友人のホラーマニアに電話で助けを求めるスラッシャーコメディ。

監督は「ANIMAL」のブレット・シモンズ。
主演は「キャビン」のフラン・クランツ。
ホラーマニアの友人は「アメリカンパイ」のアリソン・ハリガン。
「遊星からの〜」のキース・デヴィッドもちょっぴり出演。

ホラーマニア魂に満ちた作品を提供してくるシモンズ、今回も流石の出来!
80年代王道スラッシャー映画を逆手に取った怪作でございます。

不運にも殺人鬼になってしまった主人公。
ホラーマニアからの質問に答えるにつれ自分が犯人だと判明。
そこから殺人鬼目線の展開に変わっていきます。
過去をさかのぼるに連れ自分が犯した罪を目の辺りにする姿は悲しい。
そしてホラーマニアが提案した事件解決方法も彼には酷過ぎる。
スラッシャー映画ではお決まりなので仕方ないですが…

そんな不運な主人公を演じるフラン・クランツ。
「キャビン」でもナイスな'愚か者'を熱演してましたが本作も表情豊かで素晴らしい!
本当に不運な男がお似合いで。
この方の狂気に満ちた演技見てみたいですね〜

グロ描写も流石はシモンズ監督抜かりがない!
首&腕チョンパ、頭部真っ二つ、モツモツなど量は少いものの血生臭い描写が揃ってます。
中盤までは変化系コメディを展開させ終盤はしっかりホラーしてるのも好感度高し!

ホラーマニアがホラーマニアの為に作り出した変り種映画です🎦
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