AitsuT

DUNE/デューン 砂の惑星のAitsuTのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

昔古本市で買った石森章太郎氏のカバーの全4巻の小説を読んでいた頃に想像していた世界観(惑星一つを大領家が治めているスケールの大きさとか、アラキスの砂丘の情景とか)ほぼほぼ表現されていてとても楽しめました。
キャスティングも華麗なアトレイデ家とアブノーマル感満載のハルコンネン家の対比が良く出ていたと思う。
ヴィルヌーヴ監督作をそんなに沢山観てる訳ではないけれど"ボーダーライン"と"ブレードランナー2049"を観た時に感じたその時々の飛行機械が空を飛ぶ印象的なシーンが、今回も"オーニソプター"の活躍する所で観ることが出来ました。
あと圧巻だったのはサンドウォームの登場シーン、迫力ハンパなかった。
唯一警備主任の方が日傘を差していたシーンだけ吹いてしまった。めいちゃんがいたら"あなたトトロね"って言ってそうな気がしてならない。
あと敬意を表して大切な水を捧げるツバ吐きも笑えました。( ^ω^ )
スティルスーツとか戦闘シーンのシールドの表現の仕方が意外とリンチ監督作の時に似ていたので、カイル・マクラクランとスティングの対決シーンを思い出して、また84年版を見返したいと思う。
似てるといえば表現は違えどハルコンネン家の気持ち悪さはヴィルヌーヴ監督も徹底していたので原作の解釈はただの悪役じゃなくて、気味が悪いテイストが入るということを再認識。
男爵役の俳優さん、黒い汁が入った風呂を見てさぞかしゲンナリしただろうなって妄想。
確かリンチ監督作の時は男爵のかさぶたを剥がして潰した汁をストローですするシーンがあってあの時は観客がゲンナリした記憶が…
後編の公開時期いつになるかが楽しみ。リンチ作でカイルが叫んだように、ティモシーも"ムーアドディーブ‼️"って叫んで欲しい。
あとスティルスーツを着たレイヤーの人とかも見てみたい。( ^ω^ )
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