ピッコロ

DUNE/デューン 砂の惑星のピッコロのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.2
俺たちの戦いは、これからだ!

リンチ版の失敗を大笑いしてたホドロフスキー爺さんも、今回はハンカチ噛みしめて悔しがってるだろうなぁ~。

2部作ってことは観る前から知ってたけど、タイトルが出てきた時に下の方に小さく"PartOne"って書いてたのが面白かった…。
"PartTwo"作られなかったら、どうすんだろ?
ということで、第1章なので、特に盛り上がるシーンもなく…。
あるのはあるけど…。
伏線をバラまいて、バラまいて、次回で回収しますよ~な感じ。
クライマックスも地味で、爽快感はあんまりないけど、なんか良く分かんねーけど凄かったなぁっていう…。

ドゥニさん、好きな監督さんだけど、盛り上げるのは苦手?
それでも、続編にワクワクしながらエンドロールを迎えたわけだけど…。

原作を読んでないし、リンチ版はまったく記憶にないし(何回も寝落ちした記憶あり)…。
なので、開始早々、カタカナが多くて迷子になってしもうた…。
星の名前とか?種族の名前?伝説の英雄?のことを言ってるっていうのは、なんとなく分かるけど、ちょっと混乱…。
だけど、世界観が分かってくると面白い!
このあたりは家に帰ってパンフでお勉強♪
(色んなカタカナについての解説ありでお得!)
なになに、"アラキス"とは砂の惑星と呼ばれる辺境の惑星?
えーーーー!砂の惑星って、デューンじゃないの?
と家に帰っても混乱中…。
んで、一番の謎が香料(スパイス)って、なんじゃらほい!
と、初心者には、かなり謎が多い映画…。

んで、今作のMVPは、レベッカ・ファーガソンで決まり♪
あんな綺麗で若いママとか、たまんねーべ!
しかも、"ボイス"っていう特殊能力が使えるので結構強い!
”ボイス”は、声だけで相手を操れるフォースみたいな感じ。笑
と、ナウシカとか、ラピュタ、SWなどに、影響を与えたであろう元ネタ達を発見出来るのも楽しいポイント。

ちょっと、残念だったのが、砂に住む巨大な虫サンドワーム君。
せっかく全身が出てくるシーンなのに、日が落ちてるので、画面が暗くて分かりにくく怪獣フェチとしてガッカリですよ…。泣

と、続編ありきの作品なんで、これだけじゃ何も言えねー!な作品なのでした…。

さてさて、自分も"ボイス"を会得したので使ってみることにした!
"いいね!しなさい"
"コメントも、お願いします"
"自分のことを、たくさん褒めてください!"

つづく
ピッコロ

ピッコロ