SUGO6

DUNE/デューン 砂の惑星のSUGO6のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
5.0
ドゥニヴィルヌーブワールド全開でまっじ最高過ぎた。最早今年一番好きな作品確定。

明確なコンセプト/メッセージ(dreams are messages from deep)の提示、あらゆる造形でのユニークネスを追求した表現、瞬間ごとの美しい構図と描写、アクションの見せ方における新たな試行、俳優陣の贅沢過ぎる起用(オスカーアイザックが、、ジェソンモモアが、、えーってなる)抑制の効いたさすがのハンスジマーサウンド、あらゆる文明文化を取り入れ構築された叙情詩的で美しい世界観と圧巻の映像体験。(原作あるのだろうがおそらく異文化共生の中で生きられた監督の思考性が多少は反映されていると想像)

クリストファーノーランがロジックで世界観を構築していく(様なイメージ)のに対してドゥニ監督は感性と哲学から構築していっている印象。やぁほんと最高過ぎてIMAX見に行きたい。

なおドゥニ監督作としてはメッセージが6億円、ブレードランナー2049が12億円。大作とはいえ作品と監督自身の国内での認知度を踏まえると前作未達くらいの所な気がする。10億円超えるか、という所か。
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