バリバリ島

DUNE/デューン 砂の惑星のバリバリ島のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.7
ホドロフスキーが12時間の上映時間を要求したのも納得なスケールのデカさ まだ本当に序章に過ぎんという感じでこれからの続編が楽しみ

衣装からメカまで色彩が落ち着いているというか彩度が低く、身の回りの華美さにまで気遣ってる余裕ないのかなという切迫感があって良いし、ガジェットやら施設の感じも文明が衰退してるのか進んでるのかよく分からないアンバランスさがとても好みだった

ハルコンネン家の基地のデザインとか、諸々の美術はもしかしてホドロフスキー版を意識してる部分もあるのかなあと思ったり ハルコンネン家、全体的にギーガー+新ブレランの世界観って感じがした

ハンス・ジマーの劇伴もちょっとトライバル風味で砂漠の荒涼とした風景に合っててめちゃくちゃ良かった
ティモシー・シャラメもジェイソン・モモアもめっちゃ役ピッタリ