未来…宇宙の絶対権力者「皇帝」の支配の元、各貴族諸侯が惑星を統治していた。特に、船の航行に必要な〈スパイス〉が採取できる惑星アラキスを治める貴族は莫大なカネと権力を手に入れるとされている。この星に数十年も君臨し続けたハルコンネン家が皇帝の命で突如撤収し、代わりにアトレイデス家が引き継ぐことになった。民に慕われ、かつ最強の軍を持つアトレイデスは、皇帝から密かに嫌われているのに、なぜこのような大役が回ってきたのか…と当主レト公爵は訝しみ、罠の匂いを感じとる。実際、アトレイデス家がアラキスに移動しスパイス採掘を再開した途端、ハルコンネン軍と皇帝親衛隊サーダカーの連合軍に急襲され、公爵の予感は的中することに…
「デューン」
以下、砂のネタバレ。
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古典SFの映画化で、リンチ版を観ている身からするとプロットに新味はありません。とにかくビジュアルに圧倒される大作、それもまだ第1章の内容です。ネッド・スタークの死くらいまでしか描かれてないゲーム・オブ・スローンズですよ。フレメン対サーダカーの全面戦争みたいなシーンが予告で流れたけど、あれ、ポールの夢ビジョンだったのね。騙されたわ…
ドゥニやんの映画なので作劇的に貶す部分はほとんどないし、大掛かりな見せ場も多く、言うことなし。ただ、これって完結して初めて一つの作品だと思うので、総合的な評価はまたいずれ…となるかな。シャラメくんにボイスかまされたい婦女子が激増し、パート2完成まで早く漕ぎ着けてくれると良いなあ。
