正直に、真新しい要素は特にはない。
それは、今までSF映画の聖書とされてきた
題材だから当たり前で、
けど、この圧倒的な映画体験感は新しいといっていいレベルで素晴らしかった。
IMAXで見るべき理由はそこにあって、映画館離れが進む今、新しい聖書となってもおかしくない。
とにかく完璧と言っていいほどのビジュアル。
キャスト、衣装、ロケ地、VFX。完璧すぎて少し淋しくなりそうだったが、ちょっとノスタルジーを感じる宇宙船の静止感が最高だった。
お馴染みハンス・ジマーの音楽もそれと同じ。全く新しい聞いたことのない音楽は、なぜかノスタルジーをも感じる文明の根源的なものを感じた。
最後に、ホドロフスキーのデゥーンはきっと売れなかったけど僕は観たかった。からこの盛り上がりで注目をあつめるホドロフスキーの次回作があれば、楽しみです。