『恐れてはいけない。恐れは心を麻痺させる。恐れは完全な消滅をもたらす小さな死だ』
重要な資源が採掘出来るばかりに様々な統治者により蹂躙される惑星デューンを舞台に、アトレイデス家の若き後継者ポールは様々な陰謀と悲劇に見舞われ…というお話
控えめに言ってもめちゃくちゃに面白かったです
なんなら2時間半観てすぐもう一回観たいくらいでした
そのくらい没入感がすごい
アバターもそうでしたねー
現実逃避したい人には没入感大事、夢の国感大事
今までもなかなか成功しなかった題材的に不安もあったのですが、ある程度リテラシーが必要としても世界観から権力構造、人物相関、物語の主軸などがかなり分かりやすく整理されていることに驚きました
これは作る側の才能と努力ですね
ドゥニ監督の壮大ながら丁寧な描写はこういう大作にこそ合ってるんですね
キャスティングも秀逸で、誰一人無駄な配役ないですし、存在感と時間配分や割当がとても自然でした
アクアマンはせめてアクアマン感抜いて欲しかった感じはありましたが、往年の顔面凶器ステラン大先生などは正しくステラン大先生でした
続編もあるみたいですし、このテンションと丁寧な物語運びを崩さずにいることを楽しみにしています(^^)