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DUNE/デューン 砂の惑星のevansのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うならば、「スターウォーズからエンタメ性とポップさを薄めて、世界観を見せることに特化した映画。」
SF映画史に残る、紛れもない傑作です。ストーリー、世界観、映像、音楽、キャスト、演技、どれをとっても1級品の映画です。特に世界観が良く、情報より世界観を楽しむ映画であり、これぞSFというような映画。スクリーンでimax出みた方が良いです。
ストーリーに関しては王道ではあるが、少し予想が付きにくく、王道ながらも違った味が楽しめる良いストーリー。また、多くの伏線な散りばめられている為、part2への期待とワクワクが湧き出てくる。
大スクリーンを通して見るその世界観は、まるで現実の世界の未来を移しているかのよう。スターウォーズなどと比べれば質素なものであるが、その質素さが映像美をひきたてていると思う。壮大さを見せるような撮影法が多く取られており、その世界観が直に感じられる。また、セットの作り込み、設定も素晴らしく考えられていて、神秘感、美しさ、その世界から溢れ出るエネルギーが届いてくる。スマホやテレビ、サイバーパンクのようなUIなどのデジタル情報が少ないため、砂の惑星という世界をより味わえるように作られている。未来なのにいい意味で未来感がない。
設定も相まって音楽や効果音がかなり多いが、それがムードを生み出し、緊張感などを生み出す。
キャストはとても豪華で、個人的にはジェイソンモモアのキャラがお気に入りである。演技に関しては、全員もちろん良いが特にレベッカファーガソンの演技がとても良い。
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